地デジアンテナ3大メーカーを徹底比較

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地デジアンテナ3大メーカーを徹底比較

地デジ用テレビアンテナの3大メーカー

 

業界シェアトップ3

  • 1位 マスプロ電工
  • 2位 DXアンテナ
  • 3位 日本アンテナ

 

地デジテレビ用のアンテナメーカーと言えば、この3社がまずあげられます。その他にも日立国際八木ソリューション(旧八木アンテナ)やサン電子、東芝などもアンテナを作っていますが、アンテナ工事を業者さんに依頼した場合に主に使われるのは上位3社のアンテナだそうです。
また、DXアンテナは主に家庭用、マスプロや日本アンテナは大規模マンションやケーブルテレビなどB to B事業をメインに行っているようです。

 

では、この3大メーカーを比較した場合に何が違うのか、色々と調べてみました。

 

 

八木式アンテナに大きな違いはないが・・・

 

魚骨のような形をした八木式アンテナについては、どのメーカーも大きな違いはありません。
勿論サイズや素子数など細かい違いはあるのですが、各メーカーとも価格は似たり寄ったり、サイズ・素子数(感度)の幅も揃っていて、一般家庭用ならば特にメーカーを気にする必要はないでしょう。

 

ただし、海外製のアンテナには要注意。

 

実際に施工してもらった業者さんに聞いた話で、以前に中国製を使ってみたことがあるそうなのですが

 

「確かに安いし使えないことは無いんだけど細かい部品の精度・強度がてんでダメ。結局手直しが必要になってその分工賃も部品代も貰わなきゃならないしうちは使わない。いい加減なとこだとそのまま使って後は知らないってとこも多いんだよねぇ(苦笑)」

 

と話してくれました。何らかのトラブルがあった時に自身で対応できる方ならともかく、業者さんにお任せする時には国内メーカーのアンテナを使っているところの方が良さそうですね。
この辺りは工事を申し込む際の事前相談で、どこのメーカーのアンテナを使っているか聞いておくと良いでしょう。
この時点でメーカー名を明らかにしない業者さんは、海外製の安かろう悪かろうアンテナを使っている可能性大だそうです。

 

 

デザインアンテナの場合

 

壁面などに設置する平面タイプのデザインアンテナはそこそこメーカー毎に違いがあります。

 

まず利得(電波を拾える感度)ですが、最も感度の高いモデルで比較してみると

 

  • マスプロ U2SWL20B 20素子相当
  • DXアンテナ UAH261 26素子相当
  • 日本アンテナ UDF105 26素子相当

 

とDXアンテナのデジキャッチシリーズ最新モデルのUAH261シリーズと日本アンテナのエフプラスタイルシリーズに軍配が上がりました。

 

では次に価格面ですが、マスプロの20素子相当モデルで揃えたところ

  • マスプロ U2SWL20B 8,400円〜
  • DXアンテナ UAH201 7,000円〜
  • 日本アンテナ UDF90 価格.comで販売なし

となっていました。
日本アンテナのUDF90は2016年8月現在、一般にはまだあまり出回っていないようで、楽天やヤフオク等でも価格が見当たりませんでした。

 

尚、26素子相当の価格は

 

  • DXアンテナ UAH261シリーズ 8,700円〜
  • 日本アンテナ UDF105シリーズ 7,200円〜

 

となっていました。

 

20素子相当モデルでのサイズ・重量(金具等部品込み)の比較では、

 

マスプロ U2SWL20B 2.3kg 620×230×118
DXアンテナ UAH201 2.1kg 550×220×113
日本アンテナ UDF90 2.2kg 550×230×105
(サイズは高さ・横幅・厚さ。単位はmm)

となり、軽量・小型化でDXアンテナと日本アンテナが優れています。

 

カラーバリエーションはマスプロ(U2SWL20B)と日本アンテナ(UDF90)が3色、DXアンテナ(UAH201)が4色となっています。

 

どれもそこまで大きな差では無いのですが、総合的に見てDXアンテナが頭1つ抜けてる印象です。
壁面やベランダ設置という特性上、“軽さ”も経年負担を考えると大きいかもしれません。

 

ちなみにここで記載している価格はあくまでも一般販売の最安値。ご自身でアンテナを設置する人が購入する際の価格です。
業者さんにアンテナ工事を頼んだ場合、当然これよりアンテナ本体の価格は高くなります。また、よそで購入したアンテナを持ち込みのような形で設置のみ引き受けてくれるところはまずありません。
価格についてはあくまでも参考程度として下さい。

 

※2016年8月調べ

 

 

ブースター内蔵型のメリット・デメリット

 

デザインアンテナには、近年ブースターを内蔵したタイプも販売されています。

 

ブースター内蔵型のメリット

  • 設置が楽
  • ブースターが露出せず見た目がスッキリ

 

ブースター内蔵型のデメリット

  • ブースターが壊れたらアンテナ丸ごと交換
  • 利得調整が出来ない(利得幅が少ない)
  • 重くて大きい

となっています。

 

サイズ・重量が大きくなる分、設置場所も限られてきますが、とことん見た目をスッキリさせたい!という人には良いアイテムかもしれませんね。
ですが、後々のことを考えると個人的にはあまりオススメはできません。

 

 

BS・CSアンテナは4K8K時代に注意!?

 

BS・CS110℃共用アンテナは、メーカー毎の性能差はそれほどありません。
お皿型をしているアンテナの口径が大きければ大きいほど感度が高く、天候に左右されにくくなります。
主流となっているのが45cm口径のタイプで、これらはマスプロ、日本アンテナ、DXアンテナの3社とも発売されており、価格.com調べの一般価格は4,000円程度〜となっています。
口径が大きくなればその分価格が上がります。八木式アンテナと同様、各社とも一般家庭用としては十分なバリエーションが揃っています。

 

一方、BS・CSアンテナの設置で注意したいのは、これから広まるであろう4K放送、8K放送への対応です。

 

よく4Kテレビ、8Kテレビというのを家電量販店で目にするかと思います。
私は単に「あー、また綺麗に映る新しい技術が出たのね」くらいにしか思っていませんでした。それ自体は間違いではないのですが、4K8K放送を見るためにはこれまでと別の機器が必要ということが分かりました。
なぜなら衛星から飛ばされる周波数が変わるため、これまでのBS・CSアンテナでは対応していないからです。また、アンテナだけでなくブースターや分配器などの機器も替える必要があります。

 

従来のBS・CS放送が見れなくなるわけではありませんが、4K8K放送に期待して新しいテレビを購入されている方の場合、対応しているアンテナ等を選ぶ必要があります。

 

2016年8月現在、一般家庭向けの4K8K放送対応アンテナを販売しているのはDXアンテナと日本アンテナです。
マスプロも対応アンテナを販売していますが、集合住宅向けの高価なアンテナ(40,000円〜)のみでした。
DXアンテナ、日本アンテナどちらも一般販売の相場がそれぞれ12,000円〜の価格となっており、従来の同サイズのBS・CSアンテナと比べて値段が上がります。

 

4K8Kテレビをお持ちでこれから新規にアンテナを設置される方は、この点に十分注意してアンテナ選び・業者さん選びを行って下さいね。

 

 

まとめ

 

こうして見ていくと、総合的にはDXアンテナか日本アンテナに軍配が上がるように思います。
あれ?マスプロって業界1位なのにどうしたの?と思いましたが、一般家庭向けには力を入れていないのでしょうか、他2社より明らかに劣る面が目立ちましたね。

 

ちなみに、1つご注意頂きたいのは

 

『各メーカーの機器をごちゃ混ぜ使用は危ない』

 

という事です。実際にあった事例として、別メーカーのアンテナとブースターを繋いだところ、ブースターが異常発熱したトラブルがありました。
各機器は、同一メーカーで揃えるのが原則です。
細かい価格差や性能差を気にして「アンテナはこっちのメーカーを使って。ブースターと分配器はこっちを」なんてリクエストを業者さんにするのはやめましょう。と言うか、多分引き受けてくれません(笑)

 

八木式アンテナ、デザインアンテナ、BS・CSアンテナのどれを立てるかはご自宅の条件次第なところがありますが、メーカーを気にする場合にはDXアンテナか日本アンテナを取り扱っている業者さんを探しましょう。
その上で、ご自宅の環境に合わせて最適な物を選んでもらうのがベストですね。