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4K8Kアンテナの補助金はいくら?市場調査で判明した驚きの実態

2019年12月から始まったBS4K8K放送ですが、新たに4K8Kに対応したアンテナ工事を行う際、助成金が出るはご存じでしょうか?補助金はアンテナの設置前に申請する必要があり、条件が合えば申請が可能ですが、最終的にいくら出るの?アンテナ工事代金は安くなるの?という素朴な疑問について、徹底調査してみたところ、驚きの事実が判明しました。

このページでは、4K8Kアンテナの補助金について、最新の状況をレポートします。

 

補助金の対象になる条件と申し込む手順

まずは、補助金を受け取ることが出来る条件と申込手順についてご紹介します。

補助金の対象条件

4K8Kアンテナ工事の補助金は、全ての方が対象になるわけではありません。条件は下記の通りです。

1.補助金の対象となるのは既設のブースター・分配器など

これから新しく設置するアンテナ本体やブースター等に補助金が出るわけではありません。既存の設置してある機器が対象となる改修費用の補助金です。(※機器リストはこちら

2.2017年(H29)5月11日以前にアンテナを建てた方

最近アンテナを建てたばかりという方は補助金の対象外です。

3.事務所や店舗、国・地方公共団体の住宅はNG

個人の住宅、もしくは民間の集合住宅が対象となります。

新4K8K放送は、右旋・左旋と衛星からの電波の送信方法で見られるチャンネルが変わります。

右旋の4K放送は従来のBSアンテナのままでも視聴可能なケースがありますが、そちらではない、8K放送を含む左旋のチャンネルが見られるよう改修工事を行う方で、上記条件を満たした方が補助金の対象となります。

こんな人は残念ながら補助金対象外

  • 新築で新規にアンテナ工事をする方
  • ケーブルや光TVからの乗り換えの方

上記の方は既設のブースター等が無い為、補助金の対象外となります。

補助金を申し込む手順

4K8Kアンテナ工事の補助金対象である方は、下記の方法で申請をします。

  1. 補助金対象となる登録事業者に見積もり依頼
  2. 登録事業者がA-PABに助成金の申請(その際、依頼者も書類提出の必要アリ)
  3. 登録事業者が助成金を受け取る(その分、割引が出来る)
  4. 助成金の確定金額は登録事業者と依頼者双方に通知

上記の手順で申し込みをせず、後からの申請は一切受け付けていないので注意して下さい。

 

実際に助成金はいくら出るの?実態調査で判明した驚くべき事実……

では、一番気になる補助金の金額ですが、一体いくら出るのでしょうか。ネット上ではトータルの2/3ほど、最大10万円ほど、などとアバウトな数字は散見されましたが、正確な金額が見当たらない為、徹底調査してみました。

A-PABの回答『お答えできません』

まずは補助金を出している大元である一般社団法人 放送サービス高度化推進協会に電話で問い合わせてみました。すると……

『登録事業者以外にはお伝えできない』

との回答が……。4K8Kの補助金は、対象となる機器により個別に補助金の金額が決まっているのですが、その金額リストは登録事業者以外には開示されておらず、補助金がいくら出るのかは、全く分かりませんでした。

大体でもいいので、目安を教えてくれませんか?と聞いても無理でした。
※補助金の対象になる機器リストはこちら

機器によって金額は決まっており、事業者による助成金の違いはない、とのことですが、アンテナ工事は業者による見積もり時の金額差が大きく、補助金が雀の涙程度しか出ないようであれば、下手をすると登録事業者以外に頼んだ方が安いなんてことになりかねません。

そこで、登録事業者となっている大手家電量販店にも確認してみました。

 

ノジマの場合『見積もりは出せません』

電話口のお姉さんとすったもんだありながらも、最終的な回答は以下の通りです。

  • まず店頭に来て『見積もり依頼の申し込み』が必要
  • 見積もり料金は2,000円~ ※なぜか電話の後半これは無料になるとも……
  • 補助金の金額含め、概算の費用もお伝え出来ない。全ては店頭に来てもらってから

正直、閉口以外の何物でもないです。大体の金額が全く分からないのにまずは店頭に行かなきゃいけない。見積もりも無料ではやってくれない……と最初は言っていたのに途中から無料見積もりをすると二転三転。

詳細な金額が分からないのはアンテナ工事の性質上仕方のない部分もありますが、概算すら出せないで店に来いってどういうことよ……。

 

ヨドバシカメラの場合『A店ではまだ審査通った人がいない……』

次にかけたのはヨドバシカメラA店。ノジマとは違い非常に丁寧に色々と教えてくれましたが、分かったことは以下の通り。

  • 基本的な入れ替え費用の概算は4~5万円程度
  • 補助金の金額はやはり見てみないと分からない
  • 見積もりは店頭で申し込む必要があり電話では不可

ここまでは想定内でしたが、驚いたのは次の言葉

『当店ではまだ申請が通って補助金が下りたケースが無いんです……審査も1ヶ月弱かかるらしいので、補助金がいくらになって、最終的にいくらになるのか、結果をお伝えできるまで相当かかります……。』

とのことでした。問い合わせたのは東京の店舗。それなりに申請の数もあるようですが、4K8Kの補助金制度は2019年6月からスタートしていて、半年以上たって、まだ誰も審査に通過していない……?

なんじゃそりゃ!!

どうやらこれは補助金を出している本体、A-PABのシステムに問題があることが見えてきました。『助成金が出ます』と言いながら、全く実態に即した形になっていないのが現状です。

『面倒な審査書類を書いて、見積もりの手間もかけて、更に1ヶ月待ったおかげで〇万円(〇千円かも?)安くなりました~!!』

って、これ一体誰が喜ぶのでしょうか……。ノジマさんやヨドバシさんが悪いのではなく、そもそも補助金使わせる気が無いじゃん……というのが2019年1月調査時点の感想です。

 

4K8Kの補助金制度は使えない?実態調査まとめ

4K8Kアンテナの補助金について調べたところ、以下のような実態が見えてきました。

  • 補助金の審査に相当時間がかかる
  • 審査を経てからでなければ最終見積もりが出ない為、アンテナ設置まで1ヶ月前後待たなければならない
  • 補助金対象の条件も厳しい
  • 1ヶ月待たないといくら補助金が出るのかも全く不明

ハッキリ言って、使えませんね。この補助金。勿論、4K8Kは今すぐに導入しなければならないものではありませんので、ノンビリ待って少しでも安くしようという方には使えるかもしれません。ただ、そもそもアンテナ工事は、事業者による見積もり金額の差がとても大きい業界です。

数千円程度の補助金しか出ないのであれば、補助金コミでも補助金が無い他の業者の方が安い、なんてことも十分あり得るのです。まして見積もり一個もらうのに1ヶ月待たないと最終的な金額が分からないとか、これじゃ何も判断のしようがありません。

4K8Kの補助金制度は、4K8Kアンテナの導入を推進する目的ではなく、電波漏洩対策が主で補助金は出来ることなら出したくない、というのがA-PAB(と総務省)のスタンスのようです。

今のところかなり使い勝手が悪い制度ですので、今現在4K8Kアンテナへの交換をお考えの方は、補助金をアテにせず、エブリデイ・ロープライスな安心できるアンテナ工事業者さんを見つけた方が早いと思います。

 

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