格安?激安?アンテナ工事の価格表記の真実!費用の詳細を徹底解説!

激安格安アンテナ工事

新築一戸建てなどで地デジやBS・CSアンテナを新たに設置しようとした際に、業者は色々とありますが結局いくらかかるのかよく分からない!そんな風に感じた方はいませんか?

 

一口にアンテナ工事と言っても使う部品などによって費用は変わるのですが、実際のところその詳細を一つ一つ丁寧に書いているアンテナ工事業者はありません。ただ単に激安!格安!といった言葉に惑わされて、結局総額で実は高い費用をかけていた・・・なんてことのないよう、アンテナ工事に関する費用詳細をしっかり知っておきましょう。

 

このページで分かること、

  • HP上の『格安・激安』表示がアテにならない理由
  • 小売りと業者見積りの価格乖離の理由
  • 【2019年版】実際のアンテナ工事費用総額
  • アンテナ工事のお得な業者選びの方法とは?
  • 本当の『格安』・『激安』でアンテナ工事を頼む方法

 

HP上の『格安・激安』表示がアテにならない理由

激安・格安アンテナ工事

ネットでアンテナ工事の業者を検索した際に、パッと上記画像のような派手な安売り表示が目につきます。ただ、実際のところ業者にアンテナの設置工事をお願いした場合に、この金額で収まることはまずありません。

 

とにかくパッと見の価格で引き付けがちな業界

0円でアンテナ工事をというものは中身をよく見てみたらインターネット回線のプロバイダー契約の一般的なキャッシュバックが後から受けられるだけだったり、1万円に満たない金額は単に一番安いアンテナ本体の価格を表示しているだけ(工賃や周辺機器の部品代が一切入っていない)。

 

15,000円くらいになると工賃などもコミコミの実際にあり得る価格ですが、新築戸建てではほぼ必要になる『ブースター』や『分配器』『分波器』などの部品代が入っていません。そして、アンテナ工事ではブースターが高いので、最終的な金額がパッと見の価格の倍になることも少なくありません。

 

小売りと業者見積りの価格乖離の理由

テレビアンテナの卸価格

アンテナの設置は特別な資格が必要なわけではない為、中にはDIYで設置する方もいま。Amazonや家電量販店などでもアンテナ本体や周辺機器は購入することが出来る為、個別の部品代金は、調べれば簡単に大凡の相場が把握できます。

 

アンテナ工事業者は部品代で利ザヤを稼ぐ

しかし、小売りで売られているのはあくまでもDIY用。実際にアンテナ工事業者に工事依頼をすれば、これら各種パーツ一つ一つに利益を乗せて販売・施工を行っています。その為、アンテナ工事を業者に依頼した場合の見積もり内に、個別の部品代が記載されている場合、その多くがこれら小売りの市場価格より高いものとなっています。

 

もともとが言い値ありきの業界

更に、アンテナ工事はそもそも一般の方が業者に依頼する機会自体がほとんどない為、ユーザー側の知識がほとんどないことも少なくありません。今はアマゾンや価格.comなどで簡単に部品代金をある程度把握できるようになりましたが、それでも知識がないことや素人の自力での設置工事が難しいのをいいことに、相場よりも高い値段で部品代を計上することが横行していました。

 

ちなみに、全国100社以上を調査した管理人の経験上でも、地方の小さな電気店・アンテナ工事業者ではそういった言い値価格で相場の1.5倍〜2倍近い金額設定を続けているところも未だに存在します。

 

アンテナ工事業者の格安・激安は誇張ではない??

では、特にインターネット上のアンテナ工事業者に散見される『格安』『激安』という表記は誇大広告と言えるでしょうか。これは決してそうとは言い切れません。アンテナの設置工事は屋根上・高所の壁面など、高いところで作業を行います。特別な資格は必要なくとも、作業スタッフは落下してケガをするリスクを負って工事をしているわけで、実際に落下による事故も起きています。これを工事経験のない素人が出来るかと言えば、リスクに見合っていないというのが正直なところです。

 

料金体系の分かりやすさよりも見せかけの安い表記をアピール・優先しているのはどうかと思いますが、工賃・部品代にある程度の『技術料金』が乗るのは適正とも言えるでしょう。

 

ネット上のアンテナ工事業者間では価格競争が最も進んでいる

そして、アンテナ工事は大手家電量販店やホームセンターなどでも依頼できますが、管理人が調査した結果、これら実店舗型の大手はインターネット上の業者に比べて価格が高いです。また、実際の施工は下請けにお願いしているので、信頼性と言う点でも疑問符がつきます。
アンテナ工事業者の競争は、インターネット上が最も先を行っており、価格面・サービス面・保障面・技術の信頼性、どれをとってもネット上の専門業者が優れているという状況。

 

一般の小売価格から比較すればやや高く感じるアンテナ工事の費用ですが、実際の相場の中では『格安』『激安』と謳っているのは決して間違いではない、ということです。

 

 

【2019年版】実際のアンテナ工事費用総額

テレビアンテナ費用2019

では、実際にアンテナ工事を依頼した際にかかる総額はどの程度になるのでしょうか。2019年1月時点での最新調査結果は以下の通りです。

 

テレビアンテナの設置工事 総費用の相場・目安

  • 地デジ八木式アンテナ設置工事・・・30,000円〜
  • 地デジデザインアンテナ設置工事・・・36,000円〜
  • 八木式+BS/CSアンテナ設置工事・・・50,000円〜
  • デザインアンテナ+BS/CSアンテナ設置工事・・・56,000円〜
  • 地デジアンテナ+4K8K対応BS/CSアンテナ設置工事・・・70,000円〜
  • 4K8K対応アンテナへの付け替え工事・・・50,000円〜

※ブースター+取り付け金具等諸費用込みの総額目安です

 

ブースターの有無が大幅に価格を変える

テレビアンテナブースター

アンテナ工事業者の価格をチェックする際、必ず確認すべきなのがブースター代金が入っているか否かです。100社以上のHPを調査した管理人の経験上、ブースター代金コミコミの総額表示をしているところは全体の5%にも満たないというのが体感で、そのほとんどはブースター代金が含まれていない価格設定になっています。

 

地デジアンテナ工事15,000円〜、BS/CSアンテナ工事20,000円〜など1〜2万円台の価格帯の工事代金はブースターが入っていません。そして、ブースターが必要となると15,000円程度は総額に加算される為、前述の総費用となるのです。

 

新築戸建てのアンテナ設置ではブースターがほぼ必要

そもそもブースターとは簡単に言えばテレビ電波を増幅する装置です。ではなぜ新築戸建てでこれが必要かを解説します。

 

多くの戸建てでは複数の部屋でテレビを見ることを想定していて、アンテナで受信した電波を分配器を通してそれぞれの部屋へと電波を送ります。しかし、分配器を通すことで電波の送電ロスが大きくなり、テレビを見る部屋数が多ければ多い程その傾向は高まります。送電ロスにより必要な電波レベルを満たさなくなった場合、テレビが映らない為、ブースターが必要になるのです。勿論、もともとの受信感度が低いエリアにご自宅があるケースでも同様のことが言えます。

 

本当の『格安』・『激安』でアンテナ工事を頼む方法

では、本当に相場の最安値、格安価格でアンテナ工事をお願いするにはどうすれば良いか。それは各社のホームページに書かれている値段を鵜呑みにせず『相見積もり』を取ることです。その手間がメンドウという方は、下記業者へ問い合わせ、当サイトに記載の相場と比較してみてください。

 

テレビアンテナ見積もり

 

相見積もりを簡単に取るには

一見メンドウに思う相見積もりですが、ネット系業者の多くはメールフォーム等で24時間問い合わせが可能ですので、手が空いた時に候補となる業者にテンプレ的に問い合わせて比較するだけ。実際はそこまで手間ではありません。ただ、その前にチェックしておきたいのが下記のリストです。

  • 屋根の形状はどうなっているか
  • 自宅周辺に電波を遮断する大きなビルや竹林はあるか
  • テレビを見たい部屋数は何部屋か
  • 八木式アンテナ、デザイナンテナどちらがいいのか?
  • BS・CS、4K8Kは必要か?

これらを先に確認しておき、自身の希望を整理しておくと見積もり依頼もスムーズにいきます。その上で

  • 価格の比較
  • 対応の丁寧さ
  • 説明の詳細さ

これらをしっかりチェックしましょう。他社との見積もり比較をすることで、値引き交渉が可能なケースもあります。

 

まだまだ存在する横柄な業者

そして、そういった価格面とは別にお伝えしたいこととして、アンテナ工事業界はニッチな市場ゆえにまだまだ『対応の悪い適当な業者も多い』ということも覚えておいて頂きたいポイントです。

 

私が実際に見積もり依頼を10社から取った体験記を見て頂ければ分かるように、見積もり一つすらすんなり出さない業者もいます。もしもそういったところと知らずに適当にお願いしてしまえば、確実に相場よりも高い価格で工事を行うことになりますし、手抜き工事をされる危険すらあります。

 

地デジや4K8Kアンテナ工事を格安・激安でやりたい、というのは誰しも思うことかもしれませんが、それだけを基準に選ぶと安物買いの銭失いとなりやすい業界である、ということは留意して頂きたいと思います。

 

見積もり比較にオススメ!地域別アンテナ工事の業者一覧

関東地方のオススメ業者

・東京都 ・神奈川県 ・埼玉県 ・千葉県 ・茨城県 ・群馬県 ・栃木県

東海地方のオススメ業者

・静岡県 ・愛知県 ・岐阜県 ・三重県

関西地方のオススメ業者

・大阪府 ・京都府 ・兵庫県 ・奈良県

 

業界ウォッチャーコラム:アンテナ工事の価格設定はなぜアバウトなのか。業界の裏話

地デジ、BS・CS、4K・8K、いずれにしてもテレビのアンテナ工事の価格設定は、非常に曖昧です。これには、以下の様な理由があります。

  • アンテナ工事は一度設置してしまえば10年以上そのままの為、一般の方の知識が少ない
  • その為、相場を知らない人が多く、業者の言い値で販売・施工されてきた
  • 2012年のアナログ放送完全終了で地デジ移行の特需が生まれ、悪徳も含む業者が乱立した
  • ニッチな市場ゆえ、競争が少なく価格標準となるような大手が存在しない

これらが理由としてあげられます。テレビはほぼ全家庭にある生活必需品であるにも関わらず、付随するアンテナ工事に関しては、その特性上一般の方が触れる機会はほぼ無いため、言い値で施工をしているケースが多いのです。

 

現在では地デジアンテナの設置が3万円程度から行えるようになりましたが、地デジ切り替え特需だった当時は、なんと10万円ほどの工事費用を取っていた業者も多数ありました。

 

勿論、アンテナ工事は屋根上にのぼって作業を行う、危険な作業です。実際、屋根上から落ちてケガをしてしまう職人さんもいますし、そういった意味では技術料が高くなるのは仕方のない面があります。

 

しかし、アンテナ本体価格だけを激安・格安といった形で表記し、優良誤認を生むような表記が横行しています。それは、一般の方の知識の無さやこれまでのアンテナ工事業界の成り立ちといった背景があるのです。

 

 

また、これは業界の裏話として『口コミや評判サイトを自社で運営している業者』も存在し、その中ではライバル業者の悪口を書き連ね、無責任・無根拠な自社アゲが繰り返されています。

 

個人的には実にくだらない作業に仕事の時間を費やしているな、と思いますが、そのようなやり方に血眼になっている業者をあなたは信頼できますか?そういった事情も考慮すると、業者の良し悪しが見えてくるものです。

 

関連記事:【必見】アンテナ工事のランキングや口コミサイトに要注意!!

 

尚、2018年12月に本放送を開始したBS4K8K対応のアンテナ工事も、4K8K対応アンテナが発売された当初と比較すると総額で2〜3万円近く工事代金が値下がりしてきています。

 

格安・激安アンテナ工事の裏側まとめ

  • ブースターや分配器などアンテナ以外に必要な部品があることを知っておこう
  • ネットの価格表記は全くアテにならない
  • 見積もりを必ず事前に取ろう(出さない業者はその時点でNG)
  • 対応の良し悪しもしっかり見よう

格安・激安と謳うことは誰にでも出来ることですが、その中身は玉石混合なのが実情です。

 

少々面倒ではありますが、滅多にやらない工事だからこそ、しっかりと見積もり比較をしましょう。それが悪徳業者を回避し、本当に納得のいく価格で工事をする近道ですので、少しの手間を惜しまないで頂きたいと思います。


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