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東京都でのアンテナとケーブルテレビ(CATV)・ひかりTVを徹底比較

新築一戸建てを購入した際、テレビを見る為にはアンテナを建てるか、ケーブルテレビ(CATV)やひかりTVなどに加入する必要があります。とは言え、一口にテレビと言っても、地デジ、BS、CS、ケーブル独自チャンネルなど、ユーザーの番組選択肢が多数あります。その為、基本的にはハウスメーカーや工務店は宅内設備を整えるところまで施工し、あとは家主が自分自身でアンテナを建てる・ケーブルテレビに加入する等を選択する必要があります。

ここでは、東京都のテレビ事情に合わせて、アンテナ工事・ケーブルテレビ・ひかりTVのどれがお得なのか、視聴スタイル別に徹底的に比較していきます。

比較条件の詳細

  • ケーブルテレビは市区町村単位で対象事業者が分かれています。
  • ケーブルテレビは、東京都内最大手のJ:COM系列を比較対象としています。
  • フレッツテレビ、ソフトバンクTV等、光回線事業者が提供するテレビサービスは、ひかりTVの基本契約(地デジ+BS)とほぼ同一と考えて問題ありません。
  • ※執筆時(2019年)に調査した際の料金で計算しています。現在の料金設定は異なる場合がございますのでご利用の際は必ずご自身でご確認下さい。

 

地デジだけを見られれば良い場合

まず、テレビは地デジさえ映れば良い、BS/CS放送は必要ない、と言う方はアンテナ工事一択です。と言うのも、ケーブルテレビにしろひかりTVにしろ、地デジとBS放送がセットになっている為、地デジのみという選択肢が無いからです。

地デジのみにするメリット

地デジだけの視聴には地デジアンテナを設置すれば良いだけで、NHKの受信料も安くなります。

  • 地デジのみ(地上契約):1,137円~1,275円(税込)
  • 地デジ+BS(衛星契約):2,015円~2,220円(税込)

※月額料金は支払い方法により変動します。

また、後々BS/CSアンテナを建てれば宅内工事は必要なく、BS/CS放送をいつでも追加できるのも大きなメリットです。

地デジアンテナのみ設置の費用

  • 税込30,000円~35,000円(新規設置・ブースター込みの総費用目安)

東京都内に対応しているアンテナ工事業者は下記を参考にしてみて下さい。

東京都のアンテナ工事おすすめ業者と選び方

受信障害地区の場合(難視聴エリア)

東京都内は基本的にスカイツリーからの電波が届いていますが、周辺環境(高層マンション・ビル・鉄道の高架等)の影響で、アンテナでの受信が難しいケースがあります。また、小笠原村のような離島ではケーブルテレビしか選択肢が無いケースもあります。

それらの場合、各エリアのケーブルテレビ会社が通常の契約とは異なる形で、安価にケーブルテレビを提供しています。アンテナでの受信が難しい場合、難視聴エリア認定があるかまずはケーブルテレビ会社に確認しましょう。

 

地デジ+BS(4K8K含む)だけで良い場合

ここでは、地デジ+BSが見たいWOWOWやスカパーなどのCS放送は必要ない、と言う方向けに比較をしていきます。

コスト比較

費用比較シミュレート条件

  • アンテナ工事は地デジ+BS/CS工事 60,000円+ネット回線4,000円/月
  • ケーブルテレビはJ:COMのスマートお得セレクトNET1Gプラン
  • ひかりTVは基本放送プラン(月額1,100円 税込)+ネット回線4,000円/月

まず、J:COMで地デジ+BSを視聴する為には、ネット回線とセットのプランに加入しなければなりません。そこで、ネット回線は自由に選べるアンテナ、ひかりTVにもネットにかかる費用を加えて比較したところ、初期費用こそアンテナ工事がずば抜けて高いものの、ランニングコストの差で2年後にはJ:COMより安くなり、5年後にはひかりTVより安くなり、10年後のコスト差は最大26万円強の差となりました。

※そもそもJ:COMには地デジとBSだけというプランが無く、CSかビデオオンデマンド(VOD)のどちらかがついてきてしまいますので、料金が高いのは当然。そもそも比較対象になり得ません。

テレビは地デジとBSだけで良いと言う方の場合、ケーブルテレビやひかりTVを利用するメリットは無いと言えるでしょう。尚、もしも後々CS放送を見たくなった場合、BS/CSアンテナがすでに建っていますので、スカパーと別途契約すればいつでも視聴が可能となります。

東京都のアンテナ工事おすすめ業者と選び方

NHK受信料は別

NHK受信料はどの形でも衛星放送契約が必要です。J:COMでは団体一括支払い契約が使えるので、アンテナ・ひかりTVの際に必要な一般契約より月額300円ほどお得ですが、アンテナ・ひかりTVとのコスト差をひっくり返すほどの額ではありません。

BS 4K8Kについて

すでに始まっているBS4K放送については、アンテナ・ケーブルテレビ・ひかりTVのどれでも見る事が出来ます。ただし、下記のような条件があります。

  • アンテナ工事の場合は、4K8Kに対応したテレビ本体+テレビ内蔵型か外付けのチューナーが別途必要
  • J:COMは、4Kチューナーのレンタルが自動的に付帯(料金に含まれる)
  • ひかりTVは専用チューナーを購入(5,379円~)もしくはレンタル

 

地デジ+BS+CS放送が見たい場合に抑えておくべき基本

比較をする上で最も難解なのがCS放送を含めて考えたケースです。と言うのもCS放送と一口に言ってもジャンル・チャンネル数、各社のプランが膨大な数あるからです。また、ケーブルテレビの場合、ネットや固定電話とセットになるケースも多く、コスト比較も難解になります。そこで、ここでは視聴スタイルを細分化してそれぞれを比較していきますが、その前にCSに関する基本を説明します。

CS放送はアンテナ工事・ケーブルテレビ・ひかりTVの全てで見られる

少し誤解されがちなのが、アンテナでもCS放送は見られると言う事です。CS放送を見る為にはBS/CS共用のアンテナを建てる必要がありますが、110度アンテナ(スカパー+WOWOW)、124度128度も全対応のマルチアンテナ(110度+スカパープレミアム)を建てて、別途スカパーやWOWOWと契約すればいずれのチャンネルも見る事が可能です。

ケーブルテレビやひかりTVのCS放送はアンテナよりチャンネル数は少ない

ケーブルテレビやひかりTVの場合、それぞれの事業者がチャンネル単位で番組を購入・配信しています。その為、スカパーの全チャンネルが映るわけではありません。各事業者によって視聴できるチャンネルが異なる為、「J:COMに入ったのに本当に見たかったチャンネルが実は対応していない」なんて事が起こり得ます。CS放送の中でも見たい番組が決まっている、と言う方は特に注意が必要な点です。

ひかりTV・J:COMにはビデオオンデマンド(VOD)がある

J:COMやひかりTVにはビデオオンデマンドサービスがあり、映画やドラマなどの各種コンテンツがいつでも視聴可能で、これはアンテナには無い特徴です。また一部地上波・BS放送の見逃し配信も行っています。

インターネット回線との関連性も考慮する必要がある

東京都の場合、主流のケーブルテレビ会社であるJ:COMは安いプランほどネットとのセット契約が必須という条件が付きます。ネット回線とテレビがセットになってしまうと、ネットの乗り換えや解約に大きな支障が出るという点は押さえておく必要があります。

室内の何部屋でテレビを見るかにも関係

ケーブルテレビやひかりTVでCS放送を見る為には専用のセットトップボックスかチューナーが必要です。しかし、これらは台数単位での契約となり、例えば2部屋でテレビを見るご家庭の場合、2台分の契約が必要でケーブルテレビの事業者によっては月額料金が上がったり、工事費用が加算されたりします。また、配線の取り回し・家具の配置にも影響する為、その点も考慮する必要があります。

これら、様々な要素が複雑に絡みますので単純比較は非常に難しいのですが、視聴スタイルをザックリと分けて以下で一つずつ比較していきます。

 

広く浅く色々なCS放送を見たい場合

まずは、ジャンルに偏りが無く、様々なCS放送を広く見たい、と言う方のケースを想定して比較を行っていきます。※いずれも地デジ・BSは視聴可能

コスト比較

費用シミュレート条件

  • ひかりTVはテレビおすすめプラン(56ch+VOD)
  • J:COMはスマートお得プラン1G(58ch+VOD)
  • アンテナはスカパーの基本プラン(50ch)

ひかりTVはインターネットの光回線が必須と言う導入条件がありますが、広く浅くCS番組を見る上では、ひかりTVがコスト面では良い結果となりました。ひかりTVはVODサービスもあり、スマホやタブレットなどのデバイスでもアプリをインストールすればテレビが視聴できるという点もメリットです。とにかく色々見てみたい、と言う方にはひかりTVがオススメでしょう。ただし、視聴できる番組内容はそれぞれで異なるので、下記にてご確認下さい。

ひかりTV テレビおすすめプラン
J:COMチャンネル一覧はこちら
スカパー 基本プランの番組表はこちら

見なくなった時のコストも考慮する必要アリ

広く浅くという視聴スタイルの場合、実際に視聴してみたら思ったほどCS番組に興味を持てず、見なくなるケースがあります。その場合、地デジ・BSだけで良いとなっても、ひかりTVやケーブルテレビには月額料金が永続的にかかると言う点は考慮しなければなりません。

一方、アンテナ+スカパーと言うスタイルの場合、スカパーの契約は年数縛りや違約金がほぼない為、いつでも解約が可能というメリットがあります。

例:2年でCSを解約した場合のコスト比較

このように、2年でCSを含めた契約から地デジ+BSのみ(J:COMはCS 6chの最安プラン)に変えた場合、5年後にアンテナ工事が最もコストが低くなり、以降差は開く一方です。

ひかりTVはプランの自由度が低いのが欠点

また、広く浅く見ていく内に、特定のジャンルだけ見るようになるケースもあります。その場合、ひかりTVは個別のチャンネルのみを契約すると言うプランが無く、番組数が最小なのがここで比較している56chのテレビおすすめプランです。

アンテナはCSをいつでも解約・契約が可能

自由度と言う点では最も優れているのはアンテナ+スカパーです。スカパーとの個別契約では、番組1つから契約が可能ですし、それもいつでも追加・解約が可能です。基本プランに含まれるチャンネルの中から10チャンネル・5チャンネルをそれぞれ自由にチョイスする廉価なコースもあります。視聴スタイルの変化に最も柔軟なのがアンテナ工事です。

まとめ

CSを広く浅く見たいという場合に、長期間見る事が前提なのであれば、ひかりTVがオススメでしょう。一方、途中解約をしたり、見るチャンネルが限定される可能性がある場合には、アンテナ+スカパーでの視聴といった形が結果的に低コストになりやすいです。
少なくとも、J:COMを使うメリットは見当たらないというのが正直なところです。

 

CSの見たいジャンルが決まっている場合

CSの視聴スタイルが特定のジャンルに偏っている場合、単純な料金比較は不可能です。と言うのも、映画ならハリウッドか邦画か、スポーツなら野球かサッカーか、と言ったようにジャンル内でも更に細分化されており、CS放送でそれらを全てカバーしようと思ったら比較パターンが膨大な数になるからです。また、特定ジャンルのヘビーユーザーの場合、コストよりも常に見られる環境になっているかどうかも重要です。
そこで、ここでは、各ジャンル別にオススメの視聴方法とその理由を解説していきます。

スポーツ

スポーツジャンルで現在最も強いのはCS放送ではなくDAZNです。野球・サッカーは勿論、バスケ、アメフト等多数のジャンルをライブ・見逃し配信のどちらでも見る事ができます。一方、CS放送は放映権の関係上かなり弱い番組構成になっています。

オススメはアンテナ工事+DAZNとの契約

スポーツジャンルを見たい場合、オススメの方法はアンテナ工事で地デジ+BS/CSアンテナを建てた上で以下の方法でDAZNをテレビで見られるようにする事です。

  • DAZNアプリをテレビ本体に落とせるスマートテレビで見る
  • AmazonFireTVで見る
  • Chromecastで見る
  • PS3 PS4 XboxOneで見る
  • iPhone iPadをTVに繋いで見る
  • PCの画面をテレビにHDMI出力し見る
  • AppleTVで見る

DAZNはひかりTVでも見る事ができますが、DAZNとの別途契約(有料)が必要で、その点はアンテナ工事と変わりません。地デジ・BSを見る為に月額料金がかからないアンテナ工事の方がコスト面では上です。

DAZN以外のスポーツならアンテナ+スカパーの単チャンネル契約

では、DAZNに無いジャンルのスポーツを見たい場合ですが、これはアンテナ工事を行った上で、放送されているチャンネルを単体かプランでスカパーと契約するのがオススメです。

スポーツは放映権の移り変わりが激しい点にも注意

スポーツの場合、放映権の関係でコロコロと視聴できる媒体が変わります。WOWOWで見られた物がスカパーに移ったり、スカパーやWOWOWからDAZNに移ったり、これらは年単位で変わる為、継続的に特定のジャンルを見る為に大事なのはどのような形になっても対応できる形にしておくことです。
ひかりTVやケーブルテレビはその点で融通が利きません。どちらもスカパー・WOWOWの全チャンネルをカバーしているわけではないので、どのプランを選んでも見られない場面が必ず出てきます。その為、アンテナ+個別契約、と言う形が最も視聴しやすい環境と言えます。

映画

スカパーはベーシック映画セットHD

ひかりTVはテレビおすすめプラン

J:COMはスマートお得セレクト(映画・ドキュメンタリー)プラン

映画ジャンルの場合、コスト面ではアンテナ工事+スカパーかひかりTVがほぼ互角という結果になりました。映画関連のプランの中でも最も安価なプランでの比較です。映画内で特定のジャンルに特化しておらず、色々な映画をとにかく見たい方の場合、初期費用を抑えたいならひかりTV、長期間視聴が前提ならアンテナ+スカパーがオススメです。

映画内でジャンルが偏っている場合には、個別契約がオススメ

映画の中でも「邦画しか見ない」「ハリウッドしか見ない」「時代劇しか見ない」等の偏りがある場合には、アンテナ工事+スカパーでチャンネル個別契約がオススメです。例えば日本映画専門チャンネルだけの契約なら700円/月で済み、アンテナ工事の方がトータルでコストが下がります。また、契約内容に縛りが無くいつでも契約内容を変えられるのもアンテナ+スカパーの強みです。

映画はDVD/ブルーレイで見る方がコストは安い?

ただ、映画の為だけにスカパー・ひかり・ケーブルなどを契約し月額料金を支払い続けるのは、コスト面だけ見れば決して安いとは言えません。毎月必ず10本以上の映画を見るという方以外は、アンテナ工事+映画はツタヤやゲオなどのレンタルで、と言う形の方がコストは安くなるでしょう。

音楽

  • スカパーは音楽セットbeat4 HD
  • ひかりTVはテレビおすすめプラン
  • J:COMはスマートお得レクト(音楽・アニメ)プラン

音楽ジャンルは、ひかりTVとアンテナ工事+スカパーがほぼ互角。J:COMはチャンネル面でもコスト面でも劣る結果になりました。スカパーとひかりTVのチャンネルの違いは以下の通りです。

スカパー

ひかりTV

J:COM

メインと言えるスペースシャワーとM’onに関してはどちらもカバーしている為、音楽ジャンルに関してはアンテナ工事+スカパーとひかりTVに大きな差はなく、強いて言えば他のCSも見られるひかりTVが有利とも言えます。
ただ、スカパーはいつでも解約が可能な一方、ひかりTVは音楽番組を見なくなっても継続的に料金はかかる為、長く見るか定かでない場合には、アンテナ工事+スカパーの方が良いでしょう。

アニメ・キッズ

スカパーはわくわく!アニメセットHD

ひかりTVはテレビおすすめプラン

J:COMはスマートお得レクト(音楽・アニメ)プラン

アニメジャンルにおいては、費用面ではアンテナ工事+スカパー、チャンネル数ではJ:COMとひかりTVが1ch多いと言う結果となりました。ただ、ひかりTVやJ:COMは動画サービスの方でも不定期でアニメ放送があるだけにこのジャンルに関してはどこが優れているとは言えない状況です。
また、アニメは地上波放送⇒再放送がCSへ、といった流れが多いので、新作アニメを重視するならCS放送をあえて契約する必要はなく、その場合はアンテナ工事で地デジをカバーし、CSで見たいアニメが放映される時のみ契約(放送が終わったら解約)という形が最もコスパは高いでしょう。

国内・海外・韓流ドラマ

スカパーはドラマセットHD

ひかりTVはテレビおすすめプラン

J:COMはスマートお得セレクト(ドラマ)プラン

ドラマジャンルは国内・海外・韓流とジャンルが分かれますが、総合的にカバーできるプランを比較しました。単純なコスト面ではひかりTVが優れている結果となっています。
スカパーではこの他に「韓流セット」と言う韓流ドラマやKBSなどのニュースチャンネルなど、韓流に特化したセットもあるのですが、こちらは月額6463円とかなり高額なプランとなっています。
ちなみに、韓流ドラマはBS NHKでもよく放送されている為、よほどディープな視聴者でない限りBSだけでも色々なドラマは視聴出来る為、その場合にはアンテナ工事が最もコストは安くなります。

その他(公営競技・エンタメ等)

アンテナ+スカパーひかりTVスターキャット
囲碁将棋チャンネル
MONDO TV
サイトセブンTV×
パチテレ×
釣り×
競馬
ボートレース×
競輪
オートレース××
アダルト
歴史
ナショナルジオグラフィック
ディスカバリーch×
アニマルプラネット×

※上記は多くが有料オプションの為、対応状況のみ表示しています。

これらニッチなジャンルにはコストよりも対応状況の方が優先としてこのように比較しています。いずれにしても、CS放送の大元がスカパーである以上、全てに対応できるのはアンテナ工事+スカパーです。後々見なくなる可能性も考えた場合、ひかりTVやJ:COMでは地デジとBSの為に継続的な月額料金が発生してしまう為、アンテナを建てる方が利便性は高く、結果的にコスト削減に繋がる可能性が高いと言えます。
また、いずれのジャンルも現在はYoutubeで遅れて無料配信されていたり、楽天TVのようなペイパービュー方式で1動画単位での購入が可能なケースが多い為、あえてCSを選択する必要はなくなりつつあると言えるでしょう。

 

インターネットとテレビはセット契約厳禁

テレビとは直接関係ないものの、ひかりTVはインターネットの光回線が必須の為、ネット環境は無視できません。また、J:COMがネットとのセット契約となる点も注意が必要です。

インターネット回線の業界は競争も激しく、今後も様々なサービスが安価に登場したり、乗り換えでキャッシュバックが受けられたりします。インターネットは適時乗り換えた方が料金的にはお得なケースが多いのですが、テレビとセットになってしまうとそう簡単に切り替える事ができません。インターネット回線はテレビの契約とは切り離した形にする事を強くオススメします。

 

自宅の外観比較

ここまでの比較では多くの要素でアンテナ工事に軍配が上がりましたが、アンテナの唯一の欠点と言えるのが外観です。上記画像のような魚の骨のような形をしたアンテナを八木式アンテナ(UHFアンテナ)と呼びますが、せっかくの新築物件にこれを建てたくない、という方も多いはず。
ケーブルテレビは同軸ケーブル、ひかりTVは光ケーブルをそれぞれ電線等と同じように宅内に引き込むだけなので、外観がスッキリするのはケーブルテレビとひかりTVの方で間違いありません。
ただ、アンテナにも様々な種類や施工方法があり、外観を良くする方法もあります。

まず一つ目の方法はデザインアンテナを使用する事です。地デジ用のアンテナにはいくつか種類がありますが、上記画像のような箱型のタイプもあり、カラーバリエーションもある為、これらを使えば八木アンテナよりグっと外観が良くなります。

もう一つの方法はアンテナ本体を屋根裏に収納する事です。全ての住宅で可能なわけではありませんが、屋根裏に設置すれば外からは完全に見えなくなりますので、外観を損なう事もありません。
但し、BSアンテナは室内では電波が遮られまず受信できません。屋外に設置する必要があります。

尚、デザインアンテナ、屋根裏施工どちらも電波状況に左右される為、全ての住宅で可能な方法ではありません。自宅の住所以外にも周辺環境も大切で、住宅一軒一軒で状況が異なりますので、気になる方は一度、アンテナ工事の専門業者に問い合わせてみる事をオススメします。

東京都のアンテナ工事おすすめ業者と選び方

 

無視できない消費税との関係

2019年10月に10%への引き上げられる消費税は、今後も上がり続ける事が予想されています。ひかりTVやケーブルテレビ、スカパーのように継続的に料金を支払うシステムの場合、消費税増税はランニングコストに直結します

アンテナ工事は一度建ててしまえば地デジ・BSの視聴に料金は発生せず、これは長期的に見た時に大きな差を生みます。
また、生活環境の変化などで節約が必要となった時にスカパーを削ることは出来ても、ひかりTVやケーブルテレビは解約するとNHK等の地デジすら見られなくなってしまいます。そういった柔軟性の有無についても、考慮しておく必要はあるでしょう。

 

東京都のケーブルテレビ会社一覧

J:COM23区全域、八王子市、日野市、あきる野市、多摩市、武蔵野市、三鷹市、調布市、東久留米市、清瀬市、小平市、西東京市、東村山市、狛江市、西多摩郡、立川市、昭島市、国立市、東大和市、武蔵村山市、小平市、福生市、国分寺市
東京ベイネットワーク江東区、中央区
ケーブルテレビ品川品川区
豊島ケーブルネットワーク豊島区、板橋区板橋4丁目
イッツ・コミュニケーションズ大田区、目黒区、世田谷区、渋谷区、町田市
東京ケーブルネットワーク文京区、荒川区、千代田区
多摩テレビ(TTV)多摩市、稲城市、八王子市、町田市
多摩ケーブルネットワーク青梅市、羽村市、福生市、西多摩郡瑞穂町
瑞穂ケーブルテレビ西多摩郡瑞穂町
小笠原村ケーブルテレビ東京都小笠原村のうち父島及び母島

 

まとめ

東京都内の戸建てでテレビを見る場合、多くのケースでアンテナ工事+CSはスカパーという形が費用面・利便性で優れているという事が分かりました。場合によってはひかりTVも良いケースがあります。ただ、ケーブルテレビ(J:COM)にはメリットがほぼ無いと言えるでしょう。
テレビを見る為の方法は様々ですが、あなたのスタイルに合わせて最適な視聴環境を選択してください。

東京都のアンテナ工事おすすめ業者と選び方

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