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新築一戸建てテレビアンテナの選び方は?相場や特徴まで徹底解説!

新築一戸建てを購入した際、あまり知られていないのがテレビの視聴設備を自分で整えなければいけない、という事。新居が完成間近になって「アンテナは自分で設置して」と言われて驚いた方は多いかもしれません。

ここでは、新築でテレビを見る為に必要なアンテナ工事はどうすれば良いか、ケーブルテレビや光テレビとの比較は?等々、新築戸建てならではの疑問を徹底解説していきます。

 

目次

2024年版 新築のテレビアンテナ工事の費用相場

地デジ用アンテナ 新設工事30,000円~40,000円
地デジ+BS/CSアンテナ 新設工事55,000円~65,000円
地デジ+BS(4K8K対応)アンテナ 新設工事60,000円~70,000円

※固定器具、ブースター、工賃等コミコミの総額目安

新築のアンテナ工事の場合、複数部屋にあるテレビ端子全てで地デジやBSが視聴できるよう工事するのが一般的で、受信した電波を複数に分配する形となります。その為、電波受信を補強するブースターはほぼ必須となります。

前述の費用は、テレビアンテナ工事の基本的な費用ですが、都道府県ごとの地方ローカル局に関しては必ずしも視聴が保証されている工事内容ではありません。

地方ローカル局は、NHKや民放キー局の地デジ電波とは別の電波を拾わなければならないケースが多く、通常の地デジと地方ローカル局では、アンテナを向ける方角が真逆になってしまう立地もあります。

その場合、地方ローカル局を受信するためには、アンテナが二基必要となる為、アンテナ工事料金が15,000円~加算されます。

新築アンテナ工事は専門業者と大手どっちが安い?

申込方法見積出張費(※1)即日施工(※2)概算料金(※3)
専門業者WEB・電話0円3~7万
ヤマダ電機店頭3,240円5~10万
ヨドバシカメラ店頭0円5~10万
コジマ・ビックカメラ電話3,240円×5~10万
ケーズデンキ電話8,640円7~9万
エディオン電話0円×7~13万
ジョーシン電話0円4~9万

※上記は2020年5月に神奈川県内の各店舗で電話調査を行った結果で、地域・時期により内容は変動する可能性がありますので予めご了承下さい。

テレビアンテナ工事は、家電量販店やホームセンター、地元の電気店等で依頼する事が可能ですが、安さ・速さ・信頼性のどれをとってもおすすめなのはアンテナ工事の専門店です。

アンテナ工事専門店は業界最大手の「みずほアンテナ」のように店舗というよりも営業所・倉庫を持ちながらネット上で電話やメール等で問い合わせ・見積もり依頼を受け付けています。

新築でアンテナ工事専門店がおすすめな理由

実際に全国大手の家電量販店やホームセンターと見積もりを比較した結果、アンテナ工事専門店は何と言っても価格が安い事があげられます。

また、家電量販店やホームセンターは実際の施工は下請け業者が行う為、事前の現地調査が必須で見積もりまでに時間がかかったり、施工に関する技術力も都度バラバラという問題があります。

また、施工保証も付いておらず、大手家電量販店の強みであるポイント制度などもアンテナ工事に関しては使えません。

新築アンテナの種類ごとの特徴とビフォーアフター

八木デザインユニコーン
見た目八木アンテナ見た目デザインアンテナユニコーンアンテナ
設置位置屋根上、壁面、屋根裏壁面、屋根裏、ベランダ壁面、屋根上
電波強度

アンテナの種類ごとの違いはコチラ⇒

八木アンテナの特徴と工事前・工事後の写真

新築八木アンテナ工事のビフォーアフター

メリット

  • 3種類の中で1番電波強度が強い
  • 本体価格が安く設置が安価
  • ブースター設置の追加料金がかかりにくい
  • 交換の場合でも安く済みやすい

デメリット

  • 骨組みが剝き出しで外観を損ねる
  • 屋外設置の場合は雨風の影響を受けやすい
  • メンテナンス性が悪い
  • 鳥害によりアンテナの向きが変わりやすい

⇒八木式アンテナについての詳細を見る

デザインアンテナの特徴と工事前・工事後の写真

新築デザインアンテナ工事のビフォーアフター

メリット

  • カラーの種類が豊富で新居と一体感がでる
  • 目立たない位置にも設置可能
  • 電波強度も中程度ある
  • 天候や鳥害の影響を受けにくい

デメリット

  • 受信強度は八木アンテナの方が強い
  • 本体の価格が高いので工事費は高め
  • ブースターがほぼ必須なので+15,000円ほどが必要
  • 設置位置によっては壁に穴をあける必要がある

⇒デザインアンテナについての詳細を見る

ユニコーンアンテナの特徴と工事前・工事後の写真

新築ユニコーンアンテナ工事のビフォーアフター

メリット

  • 屋根上設置可能でも耐久性があるデザイン
  • 白&黒のカラバリがあり見た目がスタイリッシュ
  • 住宅密集地でも障害物の影響を受けにくい
  • 反射せず影ができにくい構造で太陽光パネルの邪魔にならない

デメリット

  • 受信強度は八木アンテナの方が強い
  • アンテナの単価&設置料金が1番高い
  • 高所作業が必要なので素人だと設置が難しい
  • 純和風の建築の場合アンテナが浮いてしまう

⇒ユニコーンアンテナについての詳細を見る

新築でテレビを視聴するための最適な準備と手順

事前準備1.まずは視聴したいチャンネルを決める

地デジだけで十分ならアンテナ工事でOK

まず、地デジだけで良いという方は、アンテナを建てればOKです。アンテナで地デジの電波が取れるかどうか見分ける方法は、周辺の住宅にアンテナが建っているかどうかで簡易な判断が可能です。

また、アンテナ工事業者に問い合わせて電波調査を行ってもらう方法もあります。
光テレビはそもそも地デジだけという選択肢が無く、月額費用がかかり費用面では損をします。

アンテナでは電波が取れない山間部や高層ビルの多い密集地などの難視聴エリアの場合、ケーブルテレビが選択肢となります。

尚、アンテナの電波が取れるエリアでも地デジのみが見られるようケーブルテレビ局に加入する事も可能ですが、初期工事費用がアンテナより比較的高い上に退去(撤去)時にも費用がかかります。

ケーブルテレビは対応エリアごとに料金・工事の可否が変わる為、アンテナよりもケーブルテレビを希望する方は、自宅のエリアに対応しているケーブルテレビ事業者にご確認下さい。

地デジ+BSもアンテナ工事がオススメ

地デジとBSが見たい場合もアンテナ工事がお得です。ケーブルテレビや光TVは月額費用がかかる分、新築戸建てのように長く住む事が前提の場合、使えば使うほど損をしてしまいます。

初期費用はアンテナ工事の方が高いのですが、地デジ+BS視聴のトータル費用はアンテナ工事が確実にお得です。

CSを見たい場合はケースバイケース

新築を建てた際、これを機にWOWOWやスカパーのチャンネルを見てみたいという方もいますが、この場合は個人の好みや契約するプランが非常に多岐に渡る為、どれがお得とは一概に言えません。

視聴を希望するチャンネルを含めてしっかり考えておく必要がありますので、費用を含むパターン別の詳細比較をしている下記ページを参考に検討しましょう。

参考記事:アンテナ工事・ケーブルテレビ・光テレビを徹底比較

 

事前準備2.新築のアンテナ工事はいつから出来る?

新築一戸建てでアンテナ工事を行うタイミングは、「内装工事が終わればいつでも可能」です。新築物件の場合、家の壁内をつたう配線や電気工事はハウスメーカー・工務店が行います。その部分が完成していれば、いつでもアンテナ工事を行えます。

ただ、アンテナ工事は依頼者の立ち合いが必要なので、ご自身のスケジュールに合わせて予定を立てておくとスムーズです。

なおアンテナ工事業者に依頼した場合にかかる時間は下記の通りです。

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  • 地デジアンテナのみの工事……1~1.5時間
  • 地デジ+BSアンテナの工事……1.5~2時間
  • 追加の穴開け工事……+30分
  • 追加の分配工事……+1時間

穴開けや分配工事は通常は必要ありません。余裕を持って3時間みておけば十分です。

 

事前準備3.アンテナの種類を把握しておこう

アンテナには地デジ用とBS/CS用の2種類がありますが、それぞれのアンテナにも様々なタイプがあります。

新築戸建ての場合、外観にも関わる部分なので、どのアンテナを建てたいのか、アンテナの種類を知って、自分の希望を把握しておきましょう。

地デジアンテナは八木式とデザインアンテナの2種

八木式アンテナデザインアンテナ
デザインアンテナ
特徴 : 価格が安い、電波の受信感度が強い、見た目が悪い特徴 : 八木式+5,000円程度高い、電波の受信感度が弱め、見た目が良い

地デジアンテナは上記の2種がありますが、新築の場合、見た目が良く外壁に合わせたカラーバリエーションもあるデザインアンテナが好まれる傾向が強いです。デザインアンテナは八木式に比べて5,000円ほど高く、やや電波感度が弱い為に、全てのご家庭で使用できるわけではありませんが、せっかくの新築戸建ての外観に大きく関わる部分ですので、どちらを希望するか事前に決めておきましょう。

地デジアンテナの屋根裏設置について
地デジアンテナの屋根裏設置について

地デジアンテナやBSアンテナは様々な設置場所があります。屋根上に建てる方法や、外壁から突き出す形、屋根裏に収納する形などがあります。

せっかくの新築戸建てですから、外観にも当然拘りたいと思いますが、設置場所に関してはご自宅の電波状況が大きく関係してくるため、必ずしも希望通りに設置できるとは限りません。

工事を依頼した後に「こんなに目立つ形にしたくなかった」などとトラブルにならないよう、アンテナのカラーも含めて設置場所・外観の希望がある場合には、必ず正式な工事依頼をする前にしっかりとアンテナ工事業者と相談しましょう。

地方ローカル局について

東京MXやサンテレビ、テレビ神奈川等の地方ローカル局は、通常の地デジ放送よりも電波が弱く、また電波が送信されている基地局の方向も地方によってバラバラの為、地デジアンテナ1基では受信できないケースがあります。

地方ローカル局の視聴を希望している場合は、その旨も予め依頼するアンテナ工事業者へ伝えておきましょう。

BS/CSアンテナは視聴できるチャンネルに関係

BS/CSアンテナは見た目にはあまり違いが無いのですが、どの種類のアンテナを付けるかで視聴できるチャンネルが変わります。BS/CSアンテナの主な分類は以下の3種。

  • BS/CS110度アンテナ(4K8K非対応)
  • BS/CS110度アンテナ(4K8K対応)
  • BS/CSマルチアンテナ(110度124度128度4K8K全対応)

いずれも通常のBS放送は視聴できるのですが、2018年12月よりスタートした4K8Kに対応しているかどうかは確認しておく必要があります。

110度124度128度の違いとは?

画像引用:http://www.satellite.co.jp/sp-spps.html

衛星からの電波を受信するBS/CSアンテナは110度アンテナが一般的に使用されている物で、これはBS放送(WOWOW含む)とスカパーチャンネルが視聴できます。

では、124度と128度は何かと言えば、スカパープレミアムのチャンネルにあたります。
※WOWOWやスカパーは別途有料契約をする事で視聴可能です。

新築でBS/CSアンテナを建てるなら以下の選択がベスト
  • CS放送が必要なければBS/CS110度アンテナ
  • BS 4K8K放送を見るなら対応する110度アンテナ
  • スカパープレミアムの番組を見る可能性があるならマルチアンテナ

WOWOWやスカパーの各チャンネルは有料放送なので、契約しなければ料金は発生しません。ただ、後々視聴したくなった際に対応するアンテナを建てていなければ、アンテナを建て直す必要が出てきてしまう為、将来的な視聴スタイルを考慮した上で、どのBS/CSアンテナにするかを決めておきましょう。

BS/CSアンテナ工事の料金比較
  • BS/CS110度アンテナ(4K8K対応) 55.000円~65,000円
  • マルチアンテナ 70,000円~75,000円

※全て地デジアンテナと同時設置の費用・相場です。

新築戸建てで110度対応のBS/CSアンテナを建てる場合、4K8K対応と非対応で料金差はありません。しかし、依頼する業者によっては4K8K非対応のアンテナを付けられてしまうケースもありますので、違いを理解した上で、予め希望を業者に伝えておく事が大切です。

スカパープレミアム対応のマルチアンテナは、角度調整が非常にシビアで施工の技術力が求められる為、工事料金がやや高い傾向にあります。

 

手順1.新築のアンテナ工事はどこに頼む?

新築のアンテナ工事はどこに頼む?

ここからは、実際にアンテナ工事を依頼する場合にどのように進めていけば良いか解説していきます。

尚、ケーブルテレビや光テレビを希望される場合には、お住まいの地域別で対応するケーブルテレビ局・光テレビ事業者が異なる為、そちらへ個別にお問い合わせ下さい。

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全国100社以上のアンテナ工事業者を調査し、実際にアンテナ工事を依頼した経験を持つ管理人がオススメするのはみずほアンテナです。

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  • 年中無休・即日対応
  • クレカ・PayPay等キャッシュレス対応
  • Tポイントにも対応

テレビアンテナ工事の専門業者は全国に多数ありますが、価格面・サービス面・信頼性、どれをとっても優れているのはみずほアンテナです。お急ぎの方は、まずはこちらに問い合わせてみましょう。

アンテナ工事の依頼先でオススメは専門業者

その他にアンテナ工事を依頼できる業者は主に以下の4種です。

  1. 家電量販店(ヤマダ電機、ヨドバシ、エディオン、ジョーシン等)
  2. ホームセンター(カインズ、ビバホーム等)
  3. 小規模電気店
  4. アンテナ工事専門業者

この中で、最も安く・保証も長く・信頼性も高いのはアンテナ工事専門業者です。

アンテナ工事専門業者が良い理由

新築で初めてアンテナ工事を依頼する方の多くは、どこに頼めば良いのか分からず、大手で安心感のある家電量販店を選択されるケースが多いのですが、家電量販店やホームセンターは施工が全て下請け業者という点に問題があります。

家電量販店やホームセンターの問題点

  • 工事料金が高い(中間マージンがある為)
  • 保証が短い・有料
  • 下請け業者次第で工事の質にバラツキが激しい
  • 下請け業者との連絡不備で余計なトラブルが起こるリスクがある
  • 下請けを挟む為、施行までのスピードが遅い

実際に管理人が大手家電量販店6社に価格調査を行った結果、アンテナ工事専門業者と比較して家電量販店は+1~2万円程度高い事が判明しており、アンテナ工事を依頼するなら、専門業者の中から比較・検討する事をオススメします。

また、くらしのマーケットのようなマッチングサイトもありますが、それらに記載されている金額は最終的な工事費用とは異なるケースが多く、相手が会社なのか個人なのかすら分からないといった問題がありますので、あまりオススメは出来ません。

参考記事:くらしのマーケットでアンテナ工事を頼む際の特徴と注意点

アンテナ工事の費用・相場目安

  • 地デジアンテナのみ新規工事……30,000~35,000円
  • 地デジ+BS/CSアンテナ新規工事……55,000~70,000円

※工賃・ブースター等コミコミの総額目安です。

アンテナ工事を依頼する際の最低相場目安は上記の通りです。アンテナ工事業者によっては、「地デジ 15,000円~!」といった料金をよく見るのですが、これにはブースターの料金が入っていません。

新築戸建ての場合、複数の部屋にあるテレビ端子全てでテレビが映るように施工するのが標準工事で、その際にはブースターが必須となっています。

アンテナ工事各社のHPやくらしのマーケットに出店している業者などは少しでも安く見せる為、上記の様なブースター抜きの料金表示が多いのですが、新築戸建ての場合は、ブースター込みの上記の費用・相場を目安に見積もり比較をするのがオススメです。

手順2.アンテナ工事を実際に依頼する流れ詳細

希望するアンテナ工事内容をある程度決めて、依頼先の目星がついたら、次は実際にアンテナ工事業者へ問い合わせ・見積もり依頼を行います。依頼から施工までの大まかな流れは以下の通り。

  1. アンテナ工事業者に問い合わせ・見積もり依頼
  2. 業者とスケジュールを調整し現地調査
  3. .現地を確認した上で最終見積もりの提示・確認
  4. 料金・工事内容に問題がなければ正式契約(ここで工事を断る事も可能です)
  5. 施工
  6. 料金の支払い

【超重要!】問い合わせ・見積もり依頼のコツ

まず始めにアンテナ工事業者に問い合わせ・見積もり依頼を行いますが、この時に工事内容や自宅に関する情報を詳細に伝えておくと見積もりから施工までが非常にスムーズになり、後々追加料金が発生するトラブルを未然に防ぐ事が出来ます。
見積もり依頼時に伝えておきたい情報は下記の通り。

  • 希望するアンテナの種類
  • 視聴したいチャンネルの種類
  • 現地調査・施工を希望する日時
  • 自宅の階数(2階建て、3階建てなど)
  • 屋根の形状(人が登って作業が出来そうな勾配か・特殊な材質ではないか)
  • 太陽光パネルの有無
  • 周辺住宅のアンテナの有無(業者が電波状況を知る手掛かりになる)
  • 自宅の直近に高層ビルや竹林等の遮蔽物があるかどうか

これらを書き出した上で、メールやHP上のフォームから、一斉に複数のアンテナ工事業者に問い合わせて相見積もりを取るのがベストです。工事を急いでいる場合や疑問点がある場合には電話の方が確実ですが、費用を少しでも抑える為には相見積もりをしてきちんと比較する事が大切です。

また、こちらが多くの情報提供をしているにも関わらず、総額料金の目安を提示せず、「見積もりは現地確認後」という業者も少なくないのですが、そういった業者は経験・技術力が無い、依頼者に知識がないのを逆手に取って料金を上乗せしようとしている可能性が高い業者です。

また、下請け施工のところもすぐに見積もりが出ないケースが多いので、そういった業者は避けた方が無難です。

こちらからしっかり情報提供をした上で相見積もりを取り、料金と業者の質を比較・見極めるのは非常に大切なポイントなので、ここは手間を惜しまないようにしましょう。

家電量販店のアンテナ工事はすべて下請け施工

アンテナ設置費用が決まる4つのポイント

ヤマダ電機やビックカメラ等、大手家電量販店自体はアンテナ工事を行っていません。あくまでも下請けの業者に依頼する仲介窓口となっています。

その為、家電量販店にアンテナ工事を依頼する場合

  1. 店頭・電話で見積もり予約
  2. 現地で下請け業者が見積もり
  3. 工事料金に問題がなければ契約・施工

といった流れになるのですが、窓口である各家電量販店のスタッフはアンテナ工事に知見が無いため、店頭・電話での問い合わせ段階で詳細な金額や工事内容は分かりません。あくまでも詳細は現地確認後となります。

また、見積もりを依頼して、現地で工事内容や金額に納得がいかないことが判明しても出張料が発生するケースがあるという点も注意が必要です。

家電量販店でアンテナ工事を頼んだ場合キャッシュレス還元の対象外

2019年の消費税増税以降にスタートしている中小企業向け2~5%のキャッシュレス還元ですが、これらの家電量販店は全て大企業の為、還元の対象外となります。尚、PaypayやLINE pay等各種キャッシュレス事業者が独自に行うポイントバックは受け取る事が出来るのですが、次項で説明するように大きな手間がかかります。

キャッシュレス決済自体に大きな手間がかかる

大手家電量販店でクレジットカードや各種QR決済などのキャッシュレス決済を希望する場合、以下の様な手順で進める必要があります。

  1. 店頭・電話で見積もり依頼の申し込み
  2. 立ち合いのもと現地調査・見積もり書の作成
  3. 再度店頭で正式契約・先払い
  4. 日を改めて工事

大手家電量販店のアンテナ工事は、全て下請け業者が施工を請け負っていますが、通常は工事後の現金支払いが原則となっていて、キャッシュレス決済を行う為には家電量販店の店頭で支払いを行う必要があります。その為、他の業者に依頼すれば調査・見積もり・工事・支払いが1日で完結するところ、それぞれ別の手続きを踏まなければならず、非常に大きな手間がかかります。

各種ポイント還元も無し

現金・キャッシュレスどちらの支払いにおいても、アンテナ工事は家電量販店独自のポイントが全く付きません。家電量販店は、あくまでも提携業者を紹介するだけ、といった形でアンテナ工事を受け付けている為です。

新築のテレビアンテナ工事 おすすめ業者

手っ取り早く良い業者をお探しの方はまずは「みずほアンテナ」に問い合わせるのが確実です。みずほアンテナは業界最大手のアンテナ工事業者で、価格は最安値相当、工事対応エリア(関東・関西・東海・九州)も広く、即日対応可能な上、全て自社で育成したスタッフが施工する安心感もあります。

また、クレジットカードは勿論、Paypayなどキャッシュレスに対応しているほか、Tポイントも使えるなどサービス面も他社より頭一つ抜けています。

ただ、時間に余裕があるならば、新築時のテレビアンテナ工事の見積もりは複数社から取るのがベスト。下記に記載の他社にも問合せの上、見積もりを比較した上で最終的な依頼先を決める事をおすすめします。

 

新築のアンテナ工事は自分で出来る?DIYについて

テレビのアンテナ工事は、特別必要な資格は無いので、業者に依頼する以外にも自分で設置する事も可能で、業者に依頼するよりは安く済ませる事ができます。

しかし、アンテナ工事は高所作業になる為、作業中に落下してケガをしたり、素人が設置して建て付けが甘く、アンテナが倒壊・落下などをして近隣住宅・住人に被害を与えてしまうリスクがあります。

また、求められる技術レベルも高く、当サイトではDIYをオススメする事はありませんが、下記にて詳細をまとめていますので、DIYに興味がある方は下記記事を参考にしてみて下さい。

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新築に必須!万一に備えた火災保険の契約内容を確認

万一に備えた火災保険の契約内容を確認

新築戸建てを購入された方ならまず加入するであろう火災保険ですが、台風などの自然災害によるアンテナの倒壊・破損も火災保険の補償対象に含まれます。

しかし、火災保険は一般的な契約では「20万円を超える損害の補償」となっているケースが多く、そこまでの費用がかからないアンテナ工事の場合、そのままでは補償対象にならない事もあります。

実際に被害を受けた際に、アンテナ工事業者に高額の修理見積もりをあえて出してもらい、費用負担をゼロにする方法もありますが、現実的な対応としては、火災保険の内容を確認して、アンテナの倒壊にも備えられるような契約内容にしておきたいところです。

ここ数年、2018年の台風21号によって関西で、2019年の台風15号19号によって長野、千葉、神奈川等でテレビアンテナにも多数の倒壊被害が出ています。

気候変動によって、今後も同じような災害が起こる可能性が高い為、新築戸建てを購入し、アンテナを建てる際には合わせて火災保険の契約内容の見直しをしておくことをオススメします。

新築戸建てのアンテナ工事 まとめ

  • まずはご自身のチャンネル希望を確認
  • アンテナの種類を知って希望する工事を確認
  • 依頼するのはアンテナ工事専門業者が安い・早い・確実
  • 安く良い工事をする為には見積もり依頼の情報提供が大切
  • 相見積もりで比較した上で最適なアンテナ工事業者を選ぼう

普段滅多にやる事がないアンテナ工事だけに、新築の際に慌ててしまう方は少なくありませんが、やる事自体はそれほど難しい事はありません。

自分の希望通りの工事・視聴環境を整える事が出来るよう、ポイントをしっかり押さえて最適な工事を行って下さい。

執筆者のプロフィール

管理人のプロフィール元アンテナ工事の専門業者に所属していた管理人です。資格は電気工事士と一級建築士を取得しております。この知識を少しでもお役立て頂けるように、誰でもわかりやすい言葉や表現でアンテナ工事の情報を発信しています。実際に利用者へのアンケートや、見積リをとることでよりリアルな口コミや、価格や相場を執筆するよう心がけているので、よろしければ参考にして頂けると嬉しいです。運営者情報(執筆者のプロフィール)を見る⇒

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