テレビアンテナの取り付け位置は?場所別メリット・デメリット

テレビアンテナ取り付け場所

これからテレビアンテナを新しく付けるにあたり、どこに設置するのがベストかはご家庭の状況によります。ここでは、一般的な取り付け位置の解説と、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

 

テレビアンテナの取り付け位置はどこ?

テレビアンテナ取り付け場所一覧

まず、テレビアンテナの基本的な取り付け位置を説明します。

 

地デジアンテナ

  • 屋根上
  • 屋根裏
  • 家の外壁

BS/CSアンテナ

  • 屋根上
  • 家の外壁
  • ベランダ

 

テレビアンテナは、電波を受信できる場所であれば基本的にはどこでも設置できますが、テレビアンテナから伸びるケーブルを室内に引き込む場所との関係上、主に上記の場所に取り付けられます。

 

テレビアンテナを屋根上に取り付けるメリット・デメリット

テレビアンテナの設置位置でこれまで最もポピュラーだったのが屋根上です。主に八木式アンテナと呼ばれる魚の骨のような形をした地デジアンテナが設置されていて、BS/CSアンテナも同時に設置する場合には、屋根上に一緒に取り付けるケースが多いです。

 

屋根上のメリット

テレビアンテナ屋根上取り付け

  • 高さが取れる為、遮蔽物が少なくなり電波が取りやすい
  • テレビアンテナ本体代金・工事代金が安い

屋根上設置のメリットは何と言っても電波を取りやすいことです。地デジ電波はスカイツリーや大阪生駒山など、送信局から発信されていますが、高所から地上へ向けて発信される性質上、低地であればあるほど、距離が遠ければ遠いほど電波が取りにくくなります。その為、電波が最も取りやすいのは屋根上で、家の外壁では受信できないけれど、屋根上なら大丈夫、といったケースもあります。

 

屋根上のデメリット

  • 見た目が良くない
  • 高所作業で危険な為素人には施工が難しい
  • 台風や鳥の被害を受けやすい

屋根上取り付けの一番のデメリットは、その外観の悪さです。まだ地上アナログ放送だった時代には、屋根上設置が主流でしたが、2003年の地デジ放送切り替え時に登場したデザインアンテナが、その外観の良さから好評を得て、一気に屋根上への取り付けが減りました。現在は、屋根裏や外壁ではどうしても電波が取れないか、数千円でも安くしたい、といった方以外はほぼ選ばない取り付け場所となっており、特に新築物件ではイヤがられる傾向が強いです。
また、2018年9月の大型台風21号が日本列島を襲った際、主に関西地方でテレビアンテナの倒壊被害が相次ぎました。その際の多くが八木式アンテナでした。

 

屋根裏設置のメリット・デメリット

テレビアンテナ屋根裏メリットデメリット

屋根裏は地デジアンテナの設置場所として以前から利用されています。アナログ放送時代から、アンテナが露出しているのがイヤだ!という方に需要が高く、八木式アンテナ・デザインアンテナどちらでも設置することが出来ます。

 

屋根裏設置のメリット

  • アンテナを隠せるので外観が良い
  • 風雨に晒されないので事故・被災の可能性が少ない

屋根裏への設置は今も好まれていて、何と言っても家の外観を損なわないことが大きなメリットです。自宅内部に収納する形になりますので、台風被害などにも強いのも特徴です。

 

屋根裏設置のデメリット

  • 電波を受信しづらい為、取り付けられる家が限られている
  • 屋根裏にスペースが無ければそもそも取り付け出来ない
  • 工賃が高くなりがち

屋根裏設置の大きなデメリットは、取り付けられる家を選ぶ、という点です。テレビ電波は遮蔽物の影響を受けやすい為、屋根や外壁の材質・設置スペースといった個別の状況次第では電波を受信することが出来ません。その場合は、室外にテレビアンテナを設置するしかありません。また、BS/CSアンテナは地デジ以上に遮蔽物があると受信が不可能な為、屋根裏への設置は不可能です。

 

家の外壁に取り付けるメリット・デメリット

テレビアンテナ外壁メリットデメリット

家の外壁への取り付けは、地デジアンテナ・BS/CSアンテナの両方が可能です。サイドベース(壁面金具)と呼ばれる土台になる金具を外壁に固定してアンテナを設置します。

 

外壁設置のメリット

  • 取り付けが比較的容易
  • 工事代金が安い

テレビアンテナは家の外壁に取り付けるケースも多いです。サイドベースと呼ばれる土台の固定が屋根上設置に比べて容易なことと、ある程度高さも取れて室外なので電波も取りやすい、とバランスが良い設置場所と言えます。

 

外壁設置のデメリット

外観が良いとは言えない
デメリットはそれほど多くない外壁設置ですが、外部に露出する以上、外観はそれほど良いとは言えません。ただし、デザインアンテナが登場して以来、外観の悪さもかなり緩和されてきているのも事実です。デザインアンテナの設置を希望した場合、特に指定が無ければ外壁への取り付けがメインになります。

 

ベランダに取り付けるメリット・デメリット

テレビアンテナベランダメリットデメリット

ベランダに取り付けるのは主にBS/CSアンテナで、地デジアンテナとは別に後からBSを追加するような場合や、地デジアンテナは屋根裏に収納してBSアンテナとの同時設置が無理な場合に、ベランダが使われます。稀に、地デジ用のデザインアンテナをベランダの柱に固定する方もいます。

 

ベランダ設置のメリット

  • 取り付けが容易

ベランダにBSアンテナを設置するのは、他の設置場所に比べて難易度が格段に下がります。BSアンテナ本体を販売しているメーカー各社も、個人でもDIYで設置ができるよう、固定金具とセットで販売しています。
尚、地デジアンテナ(デザインアンテナ)は業者がベランダに設置することはまずありません。個人で室内・室外兼用の地デジアンテナを購入し、自分で取り付ける方の簡易的な設置方法です。

 

ベランダ設置のデメリット

  • ケーブルの取り回しが複雑になる

BSアンテナをベランダに設置する際のデメリットはケーブル配線です。1部屋だけでBSが見られれば良いというならば単純なのですが、地デジアンテナと合わせて複数の部屋でBS番組を見られるようにしたい場合、地デジアンテナと距離が離れる為、ケーブルをまとめるのに取り回しがやや複雑になります。とは言え、テレビアンテナ工事のプロならさほど難しい作業ではありません。

 

テレビアンテナの取り付け場所は選べるの?

テレビアンテナの取り付け場所は選べる?

これら、テレビアンテナの設置場所ですが、『テレビ電波が十分に受信できる』という前提があれば自由に選ぶことが出来ます。DIYでやる時は勿論ですが、業者へ依頼する場合でも、事前に希望を伝えておけば、その通りに工事を行ってくれます。
ただし、前述の通りそれはあくまでも電波が取れることが前提です。ご自宅の状況によっては希望の場所に取り付け出来ないケースもありますので、その点は業者の方とよく相談して下さい。


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