テレビが映らなくなった時の原因と対処法

突然テレビが映らなくなった。新築でテレビを設置したけどテレビが映らない。そんな時の対処法についてまとめてみました。
テレビが完全に映らない場合、テレビ自体は映るがエラーメッセージが表示されたりして視聴できない場合の2ケースに分け、詳細に手順を解説していきます。
テレビが見れなくてお困りの方は是非参考にしてみてください。
テレビが完全に映らない(画面に何も表示されない)場合の対処法
- 電源を再度確認
- テレビ間の配線を確認
- テレビの設定を確認
- ここまで全て問題ない場合
テレビが全く映らない場合は、①~④の順で確認してみてください。以下、詳しく解説していきます。
1.電源を再度確認
◇テレビの電源コードは室内のコネクターにしっかり刺さっていますか?
◇刺しているコネクターにきちんと電気は届いていますか?
-ブレーカーは上がっていますか?(室内の他へは電気が届いていても個別のブレーカーは下がっていませんか?
◇電気が届いている場合、コネクタに別の電化製品を接続した場合動きますか?
-他の電化製品でも動かない場合には、自室壁面内の配線の断線、コネクターの故障が考えられます。戸建ての場合は住宅メーカーへ、マンション・アパートの場合は管理組合・不動産会社・大家さんへ連絡しましょう。
-他の電化製品で動く場合は、テレビの電源コードの断線が濃厚ですので交換しましょう。
2.テレビ間の配線を確認
◇ケ-ブルテレビのセットトップボックスやビデオデッキ等、テレビと壁面の端子までの間に他の機器を挟んでいる場合、そちらの電源が入っているか確認
◇各機器の電源ケーブルは1.と同じ手順で一つづつ確認
◇各機器からテレビへの配線はしっかり刺さっていますか?
-中継配線が断線しているかは配線を交換してみても映るかどうかで確認
3.テレビの設定を確認
◇テレビ本体の主電源は入っていますか?
-テレビの側面等についている主電源ボタンは入っていますか?(主電源位置は各テレビに付属の説明書を参照してください)
4.ここまで全て問題ない場合
◇ここまで対応された上で全く電源が入らない(電源オンオフのランプが点かない)場合、テレビ本体の故障が濃厚です。
テレビにエラーメッセージが表示される等、その他の原因で映らない場合の対処法
- 基本設定を確認
- B-CASカード絡みのエラー(エラーコードE101 E102)
- チャンネル選択のエラー(エラーコード E103 E200 E203 E204 E205)
- 天候が原因のエラー(エラーコード E201)
- 放送局側・通信のエラー(エラーコード E400 E402)
- 設置機器が原因のエラー (エラーコードE202 E209)
テレビは映るのにエラーメッセージなどが表示されチャンネルが視聴できない場合は、①~⑥の順で確認してみてください。以下、詳しく解説していきます。
1.基本設定を確認
◇テレビを初めて設置した際の初期設定であるチャンネル設定は行いましたか?(チャンネル設定のやり方は各テレビに付属の説明書を参照してください)
◇テレビ/ビデオ1/ビデオ2/HDMI等の入力切替は正しい位置に設定されていますか?
-配線の入力先とテレビに表示している入力画面が一致しているか再確認
2.B-CASカード絡みのエラー(エラーコードE101 E102)
◇E101 E102はB-CASカードが原因のエラーです
-B-CASカードが正しく挿入されているか確認してください。挿入されているにも関わらずこのエラーが出る場合、カードの汚れ等が原因の場合もありますので、テレビの電源をすべて落としてからカードを抜き、裏面のICチップ(金色の部分) を柔らかい布等で拭き、再度挿入、電源を入れなおします。
-改善されない場合はこちらへお問い合わせ下さい。
3.チャンネル選択のエラー(エラーコード E103 E200 E203 E204 E205)
◇受信できないチャンネルです
-これらのエラーコードは放送がされていない、有料放送で契約をしていない等が理由でそもそも視聴が出来ないチャンネルに合わせた際に出るエラーです。その他のチャンネルを視聴するか、契約状況を確認し、契約してるのに視聴できない場合には、ケーブルテレビやスカパー等の各社カスタマーサポートセンターへお問い合わせ下さい。
4.天候が原因のエラー(エラーコード E201)
◇E201 低階層映像に切換わりました。
-雨などの天候の影響により極端に電波が弱くなったため、放送を受信できるレベルの映像に自動で切換えられた際に出るエラーです。画質、音質などが少し悪くなり、音楽情報が表示できないこともあります。故障ではないので天候の回復を待つ以外方法はありません。
5.放送局側・通信のエラー(エラーコード E400 E402)
◇主に通信状況のエラーです
-設置機器側の問題ではなく、中継局からの通信に問題がある際に表示されるエラーです。ほとんどが一時的な症状なので、別のチャンネルへ一旦変更し改めて戻す、少し時間を置いて再度表示する、といった対処で回復するケースがほとんどですが、もしもこのエラーがずっと表示される場合にはB-CASカスタマーセンターへお問い合わせ下さい。
6.設置機器が原因のエラー(エラーコード E202 E209)
◇機器の損傷・故障等が原因のエラーです。
・E209 衛星アンテナケーブルがショートしています。(アンテナとの接続を確認して電源を入れなおしてください。チャンネル表示部には“Err”と表示されます)
・E202 信号が受信できません。
-まず、1の基本設定を確認し、テレビ本体、電源、室内の端子配線に物理的な故障や刺し忘れが無い事を確認しましょう。
-その上で改善されない場合、アンテナや分配器、ブースターやセットトップボックス等の個人では対処が難しい機器の故障・破損が原因のエラーとなりますので下記をご参照下さい。
★ケーブルテレビをご利用の方
ケービルテレビをご利用の場合、セットトップボックスの故障も含めた対応はご契約各社への問い合わせとなります。代表的なJ:comであれば、状況別の対処法がHP上にも掲載されていますのでそちらをご確認下さい。
http://cs.myjcom.jp/knowledgeDetail?an=000015074
アンテナ受信でテレビが映らない場合
STEP.1 アンテナは設置していますか?
初めてのお引越しなどでよくあるパターンがこちら。テレビは壁にある端子に接続すれば勝手に映るものではありません。東京スカイツリー等から発信されている電波を個別に受信する必要があり、その受信機器が屋根等に設置されているアンテナです。新築戸建ての際、つい設置を忘れてしまった!という場合はまず当サイトをじっくりご覧下さい。アンテナ工事をお願いする上での相場・体験談・よくあるトラブル等をまとめておりますので、まずは基本的な仕組みを理解し、正しい業者さん選びをして下さいね。
STEP.2 すでにアンテナは設置しているけれど突然テレビが映らない場合
集合住宅の場合
マンションやアパート等の集合住宅の場合、アンテナやブースターなどの屋外受信機器は、原則管理会社(組合)や大家さんの管理物です。集合住宅で突然テレビが映らなくなってしまった場合には、各家庭で対応するのではなく、組合や大家さんを通じての対応となりますので、アパートであれば不動産会社さんを通じて大家さんへ、マンションであれば管理組合へ速やかに状況を連絡し、改善を要請しましょう。
戸建ての場合
原因はアンテナの損傷・倒壊、分配器やブースターの故障、ケーブルの断線等が考えられますが、それらの機器は基本的に屋外や屋根裏等、日常生活では関わらない箇所に設置されています。
この場合、個人での修繕・機器の交換は難しくなってきますので、まずはアンテナを設置した際にお願いした業者へ連絡しましょう。その際、保証の適用期間内かどうかも併せて確認しましょう。
STEP.3 要注意!テレビが映らない原因がアンテナ等で保証の適用期間外だった場合
少し注意が必要なのは保証適用外だった場合。機器の損傷の原因は経年劣化や、暴風、落雷、鳥害などの外的要因によるものがメインですが、中には初期の工事が原因というケースがあります。具体的には、アンテナの設置個所がおかしかったり、固定強度が甘かったり、機器に安いB級品を使っていたり……。アンテナの工事は何度もやるものではありませんので、これらの良し悪しは素人には見分けがつきづらいのが現状です。
もしアンテナや機器の故障が原因だった場合、同じ業者さんへ頼んでもまた手抜きの工事をされてしまうなんて事も無きにしも非ず。修繕をお願いする際にもしっかり業者の選定はしましょう。
☆修繕箇所が明らかな場合、写真を撮って見てもらう。
アンテナの倒壊など、明らかに見た目でわかる箇所の破損はまず写真を撮りましょう。屋根に上ったりするのは危険なので見える範囲でOKです。それがあるとないのとで業者さんの対応も変わってきます。また、分かるようであれば設置した際の業者さんの名前も伝えておくとよいです。
業者間ではある程度、同業者がどのような工事をしているか把握しているものですから、アンテナ倒壊の場合、工事方法の知識がしっかりあるところなら適切な事前相談ができるもの。ただ、その場で元の工事業者を貶めるような発言をしてくるところはNG。あくまで修繕をする上での技術的な過不足について、説明をしてくれるかがポイントです。
アンテナ工事の業者さんは、ニッチな市場であるため、業者の質はピンキリなのが現状です。そんな中、悪質な業者さんに当たってしまわないよう、事前の相談にどれだけ親身になってくれるかは業者さん選びの大きなポイントです。
故障個所が明らかな場合、価格.com等を使えば部品代の市場価格はすぐに分かります。ただ、アンテナ工事のような特殊工事の場合、それらの部品持ち込みをOKとしてくれる業者さんは私の知る限りありません。
安く済ませようと事前に部品を買うのはちょっと待った。その場合は工事も含めて自前でやる事になりかねませんので、どうしても部品代を安くあげたい場合には、必ず工事を行ってもらう業者さんに事前確認しましょう。
ただ、価格を調べておくのは無駄ではありません。ある程度市場価格を知り、事前相談の際の見積提示があまりに高いようであれば断る目安にはなります。
修繕箇所が分からない場合
これは業者さんに現地を見てもらうしかありません。テレビ本体や配線等の室内環境に何も問題がないのであれば、原因はアンテナや分配器等の室外環境になりますが、機械内部の故障については外から見ても分かりません。見た目でトラブル箇所が分からないようなケースでは、機器を一つづつ確かめていく以外方法はありませんが、それを確かめるのにも専門の機材が必要です。
こういったケースでは、アンテナ工事の業者さんに連絡をし、状況をしっかり伝えた上で修繕の依頼をして下さい。
ちなみにアンテナ工事・修繕では
- 事前相談
- 工事日の決定
- 現地調査+同日に工事
といった流れになりますが、故障個所が分からない場合は正確な事前見積もりは業者さんも出せません。しかし、アンテナ倒壊なら〇〇円、分配器の故障なら〇〇円、といった形で個別の目安金額は提示してくれます。事前相談の際、なるべく詳しい状況を伝えると共に、ケース別の金額をある程度は把握しておくのがトラブル回避の元です。(それらの提示もないようなところに頼むのはオススメしません)
また調査の結果、事前の話と違う・あまりにも金額が高い、などと感じるようならその場で断る事も大事です。工事金額は調査後、工事に入る前に必ず双方で確認するのが鉄則。依頼者本人ではなく、ご家族が立ち会った結果、意思疎通がうまくいかずトラブルとなるケースもありますので、調査・工事の日に立ち会えるよう双方のスケジュールを整えておきましょう。
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